官公署への書類提出
官公署への書類の提出が主な仕事とお話してきましたが、ここでの官公署とは「各省庁、都道府県庁、市役所・区役所・町村役場、警察署」などのことです。
先ほど、「行政書士は身近な存在」とお話ししましたが、官公署にはあまり縁がないという人も、実は結構お世話になっているのです。
例えば、車の車庫証明。
車を購入したら必ず、保管場所を登録しなければいけない決まりになっています。
車庫証明は自分でも取得できますが、平日の昼間に警察署を2度訪れなければいけません。
時間の無い忙しい人にとっては、保管場所証明申請手続と保管場所届出手続を作成するのはなかなか難しいため、行政書士に相談する人が増えています。
その他にも自動車に関する諸処の手続きを代行することもできます。
土地を売りたい場合には、不動産屋を訪れることと思いますが、その土地が農地として登録されていた場合、土地を売る前に農地を転用する手続きを行わなければ売ってはいけないことになっています。
農地転売の手続きは、開発行為許可申請手続きや官民境界画定申請手続きなど難しい手続きが多いので、行政書士がすべての手続きを代行することが多くなっています。
日本を訪れている外国人の中には、日本に帰化したいと考えている人が非常に多いといいます。
ただ、その手続きが非常に複雑なため、帰化をあきらめる人も多いのだとか。
行政書士は、法務局を窓口とした難しい手続きも代行することができます。
帰化許可申請書類や身分証明書類、収入証明書類など様々な書類がたくさん必要になりますので、帰化申請はぜひ行政書士にお任せください。
他にも、飲食店の開業や著作権の保護を利用したい場合、建設業を始めたい場合など、官公署へ複雑な手続きを行わなくてはならないことが私たちの身近には意外と多くあります。
このようなケースの多くに行政書士が携わることが可能ですので、お気軽にぜひ一度ご相談ください。
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